■セラミックコンデンサの数字の読み方

コンデンサの数字から容量を計算するスクリプトを作成しました。
ブラウザ上で動くのでボタンを押して試してみてください。
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▼まずは単位の変換

pF(ピコファラド)やnF(ナノファラド)やμF(マイクロファラド)の変換
小さい単位や大きい単位を表す時には3桁毎に区切り単位を表します。

3桁毎に単位を変換するという事はつまり、
1000pF = 1nF
1pF = 0.001nF
1000nF = 1μF
1nF = 0.001μF
1000000pF = 1μF
1pF = 0.000001μF
このような相対関係になります


▼数字の読み方

セラミックコンデンサにはよくわからない数字が書いてあります。
その値を読んでみましょう

まずは、値の一番後ろにアルファベットが書かれている場合には、それは誤差を表しています。
アルファベットはB〜Zまであってそれぞれに誤差の大きさが違います。
容量の値を読み取るには、値と定数で計算して出す必要があります。

104の数字を計算すると、 10 * 10^4 の計算式であり答えは100000となり、このコンデンサの容量になります。 100000pFの単位を変換すると0.1μFになり普段見るような値になります。

たくさん計算するのが面倒だったためコンデンサの数字から容量を計算するエクセル計算式を作成しました。
capnum.xlsのダウンロード

▼値が3桁でない場合
一桁や二桁の値の場合にはそのままの数字がpFの容量となります。

この場合は10pFとなります。

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