○ルーティングテーブルの表示、設定を行う

ルーティングテーブルとはIPパケットがホストに到達するために必要なゲートウェイを管理するテーブル


■現在のルーティングを表示します

c:\>route print


■特定のアドレスのみゲートウェイを通す

インターネットのゲートウェイアドレスは ***.***.***.*** とします。←環境により変わりますので調べてください

ためしにブラウザにてGoogle.co.jp にしかアクセスできないようにしてみる

現在のルーティングを削除します ブラウザですべてのアドレスにアクセスできなくなります。

c:\>route delete 0.0.0.0

もしくは総てのルーティングの情報を完全にクリアするなら、

c:\>route -f

ブラウザを開いてもホームページが表示されないようになります

グーグル日本のアドレスは www.google.co.jp 216.239.63.104 ですから
以下のようにルーティングを変更すると 216.239.63.104のパケットはゲートウェイにアクセスします。

c:\>route add 216.239.63.104 MASK 255.255.255.255 ***.***.***.***  METRIC 1

以上で216.239.63.104しか開けなくなりました。

もちろんDNSもアクセスできなくなりますので
ブラウザを開いてにてグーグルにアクセスするには以下のように入力

http://216.239.63.104

他のサイトは開けません。

元に戻す時には総てのアドレスをゲートウエイを通るようにします

c:\>route add 0.0.0.0 MASK 0.0.0.0 ***.***.***.***  METRIC 1


■ルーティングを次回からのOS起動時に自動的に追加するには

パラメーターに-pを指定します

c:\>route add -p 216.239.63.0 MASK 255.255.255.0 ***.***.***.***  METRIC 1




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